夏休み、高社山登山に行ってきました。

高社山(高井富士)
中野市のシンボルとして、どーんとそこに在る山。

小学校の遠足で登った高社山を数十年ぶりに登ることができました。
中野市の中央公民館、市役所の方にガイドしていただき、上は72歳から下は11歳と幅広い年齢層の総勢8名のパーティーで山頂を目指しました。

いくつかある登山口の中でも、一番きつい。。と云われる赤岩口から登山はスタート。
谷厳寺の裏手に入ると、細く長い道のりのスタートです。
登山道の道脇には十三仏が置かれています。現存するのは十体ほどだそうです。明治初頭の廃仏毀釈により、一度は全部谷底へ落とされたそうですが1984年、地元の手で一部を除き探し出され、再び元の位置に戻されたものだそうです。先人の皆さんの途方もない労力に只々頭の下がる思いでした。

前日の空は曇り時々雨。
当日の高社山も下から見上げると綿あめを乗せたように見えました。

様々な奇岩を見ることもでき、その度にそこからの絶景に息をのみました。

また古くから僧侶たちの修練の場所としても開けていた高社山。
100年以上の時が経った今でもその痕跡を見ることができます。

お昼の時間にたどり着いた山頂からは、中野市の全景を眺める事が出来ました。


北信五岳も角度を変えて見る事ができます。


先日登った北アルプスもうっすらと見る事ができました。

いい時に、いいタイミングで、このつたない文章を読んでくださった皆さんと、この山にまた登れたらいいな〜と思います。